補聴器代わりにワイヤレスマイクシステムを活用
この一年で急激に耳が遠くなってき義母。テレビの音量も相当上がっているし会話もかなり厳しくなってきました。にも関わらず、補聴器を買う素振りがない。そろそろ電話での会話が怪しくなってきたので心配です。
年寄りくさいとか言って補聴器自体を嫌がりそうな気もしたので、試しにワイヤレスマイクシステムを導入してみることにしました。老眼が進んだシニア世代が使うので、今回は使い勝手よりもわかりやすさと安定性を重視。有線のイヤホンを使いたいので 3.5mm オーディオ出力端子のある受信機を備えたものを探したところ、型落ち品の STNCO G1が 1万円で手に入りました。これは、マイク(トランスミッター)と受信機がセットになったもので、例えばテレビの前にマイクを置いておき、手元の受信機にイヤホンを差して遠隔で音を聞くといった使い方ができそうです。
【日本語説明書付き】SYNCO G1(A1) 2.4GHzワイヤレスピンマイク スマホ iphone lightning ノートパソコン 一眼レフ タブレット ビデオカメラ ローカット機能 ホワイト 70m伝送距離 内蔵マイク/外部ピンマイク付属 1台送信機 1台受信機【技適マーク認証&一年安心保証】 価格:9,999円 |
ワイヤレスマイクSTNCO G1には、本体である送信機(マイク)と受信機に付属品として取扱説明書、充電用のケーブル、外部マイク、防風マフ、3.5mmTRRSスマホケーブル、3.5mmTRSカメラケーブルが含まれます。
今回の用途には、3.5mmTRRSスマホケーブル、3.5mmTRSカメラケーブルは使いません。
製品が到着してすぐに電源を入れたところ、自動的に送信機と受信機がペアリングされました。イヤホンを受信機に差してみたら、ちゃんとマイクが拾った音が聞こえます。音量調整も受信機のボタンで調整可能です。イヤホンは私が元々持っていたオーディオテクニカのノイズキャンセリング機能がついたものを使う予定でしたが(下の写真のもの)、実際に使わせてみたらイヤホンの左右が判別しづらかったので、最終的には義母が持っていた片耳イヤホンを使うことになりました。
ハウリングの心配もなく、人との会話も聞きやすいようです。
義母が使っているシニア向けガラケーにはUSB Typae-C 端子があるので、3.5mm音声変換ケーブルも一応準備しました。まだ使わずにすみそうだけど、念のため。
ディスカッション
コメント一覧
クマさま
面白いレポート、ありがとうございました。
テレビはこれでイイと思いますが、会話の際はどうされるのでしょう?
これ、送信機本体がそもそもマイクなんです。
なので、相手の側に置くだけで、受信機を通せば声も増幅されて聞こえます。
もちろん、ピンマイク(一枚目写真の中段右)を送信機に挿せば、よりはっきり聞き取れます。
こんなことをしている間に、つい先日ソニーが補聴器事業に参入とのニュースが報じられました。
https://www.gizmodo.jp/2022/09/sony-hearing-aid.html
近いうちに、もっと便利なものが出てくることでしょう。